【コミック】大奥（１〜２巻）

　





先週某日の昼休み。
仕事で持ち帰りカレーを食べなアカン日がありまして
さてどこで食べようか？と思って目に付いたのが
会社の前のマンガ喫茶。

持ち込みOKな店やしドリンク飲み放題やし
ココが最適ね☆

と入ったは良いが、１時間弱で読みたい本なぞ思いつかず。
２冊ぐらいなら読めるか…と、手に取ったのが
この「大奥」１巻＆２巻でしたん。


席から近い棚に置いてあったから
ってのと、あと上記のよーな理由を背景に
軽い気持ちで読み始めましたが
これがまたエラいことハマりました。



…その日帰りに本屋に寄って２冊とも購入したぐらいハマった。

そんなマンガのご紹介ス。



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タイトル：大奥
著者：よしなが ふみ
出版：白泉社

=================あらすじ=================
山で熊に襲われた子供が息を引き取った後。
最初にその兄が、次に父が、幼なじみが
そして村中の“男”だけが奇妙な病に倒れ
中でも“若い男”は８割の確率で死に至った。

その病は村だけでなく、あっと言う間に日本中に広がり…


------80年後。
男子の人口は女子のおよそ1/4で定着し
女が全ての労働力の担い手になった時代。

三代 家光以降、将軍も女子が引き継ぐ役職となり
「大奥」は男子の少ない世の中で
美男3,000人を集めた女人禁制の男の城となっていた。

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紹介カード（店舗のオススメカード？）を見ても
かなり腐女子臭い香りでウヒャーとか思ってましたが
読んでみると面白いったらありゃしねぇ！

よしながふみという漫画家さん、私は存じておりませんでしたが
こんな絵の上手い人がおったのか!?
と思うほど、私のツボな絵です。


話もかなり面白い。

ただ男女が逆転した世の中、男女が逆転した大奥を描くのみならず…
特に２巻の家光とお万の話はグッとくる。

いや、１巻の吉宗もかーーーなーーーりカッコイイ！



これは私が腐ってるほーに属する人間だからかも知れませんが
いわゆる「仕事」をしてる女から見て
吉宗のセリフのひとつひとつにうっとりします。

なんてーか…所詮マンガといえばマンガですが
夢見がちな女→男像ではなく女らしさが満開☆なかんじ？


仕事すんのにいちいち「男モード」とかならんでも
本気な話で女の方が仕事はデキると思ってるんです私。
（但し恋愛さえなければなw）

そーゆー感じで…まぁ吉宗のは恋愛とかじゃーないですが
色々つまみ食ってても仕事ばっちり。

かっこいぃったらありゃしねぇッすわ！マジで。





たいがいの本は１回読んだら放置プレイ派ですけれども
大奥はもうかなり読み込んでます。
カバーつけてもらっててヨカッタと思うほどに。

んで、読めば読むほど絵の上手さがよくわかる。

全体的には少女マンガで
人物の区別がつき難い（少年マンガと比べてね。）
部分もありますが
表情がすごい。
決めゴマじゃないコマの表情もかなり絶妙で
なんてーか、マンガやのに目で物語ってる感じがしますた。

…なんやろう。
眉毛の表情がすごいんかな……





……ところでこの作品。
隔月刊誌に掲載とのことで、コミックスが発売されるのは
どーやら１年に１度のモヨウ。
とりあえず２巻が昨年の12月に出てるから
そろそろ３巻が出てくれるのではないかと
かなり心待ちにしております。



そのスジではもー有名なのかも知れませんが
まぁ私が読んだのは先日ですし。ってことで
久々のマンガレビューでした。







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大奥 (第1巻)

大奥 (第2巻)