はなぶろ 【文庫】13階段 忍者ブログ
日記からレビュー、試行錯誤含め行き当たりばったりなブログです。
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てなワケで。
調子にのって仕事に行き詰まると同時に
取りあえず書けるヤツから書いて行こう。とか
そんな感じで久々レビューの2つ目ですり。




=========================================

タイトル:13階段
著者:高野 和明
出版:講談社

=================あらすじ=================
刑務官 南郷は、死刑囚 樹原亮の冤罪をはらすべく
自分の目の前で仮釈放された青年 三上を誘って調査を始める。

記憶がないため情状の酌量もできない状態の樹原が
唯一思い出したのは
“死の恐怖に駆られながら上った階段”。

2人は樹原の命を救うことができるのか?
真犯人は?
そして2人が成し遂げたこととは…
=========================================



もういいだろうとゆー本を探していて
レビューを書くべく久しぶりにパラパラ読みしましたが
面白い。やっぱ面白い。


……島田荘司好きな自分としては
もっと破天荒なイキオイを夢見てましたが
そんな手前勝手な希望とは裏腹に、かなり着実・的確に…

なんてゆーか、地味ではありますが
ひとつひとつスタンプを捺して行くような感じ?

そんな感じで話が進んで行って、ついつい読み込んでしまったでした。



映画を本当にほとんど観ない人間なので
同作品が映画化してどうこうってのは全く知りませんでしたが
(2007年8月現在も特に調べてないから知らない状態ですが)

あー、こりゃそうなるわ。と思いました。





余談ですがちょっと気になって調べたところ
私が読んだ江戸川乱歩賞受賞作品って、この【13階段】と
あと【テロリストのパラソル (講談社文庫)】だけかと思っておりましたが、
顔に降りかかる雨】と、あと
前に書いてた【マッチメイク】もそうだと、今知りました。



まったくもって今更ですが…
●●賞とかって死ぬほどどーでもいいと思ってましたけど
侮れないモノですな。と思います。





とりあえず【13階段】。

こういう刑務所や死刑を扱う話を読む度に思うけど
こういう作品を読んだら本当に
死刑になるような罪を犯すのは怖いなぁ…と思います。
典型的な応報刑思想ですがね。










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