＜訃報＞鴨志田穣さん

2007/03/20-17:32 鴨志田穣氏死去（フリーライター、カメラマン）




というニュースを拝見しまして。


フツーに仕事してフツーに風呂行ってフツーに帰宅して
フツーに晩酌の焼酎（天水百歳ね）を呑みながら「はなぶろ別宅」を
だらだら書いていて知りました。



どえれぇショック。



もー…なんてーか………

二次元ワールドに暮らしたいと本気で思っている私にとって、
好きな作家さんらの訃報はかなり身近に感じてしまってダメージでかいです。


鴨志田氏は…正直なところ、西原理恵子氏のファンだったことから知った。
言っちゃえばその程度しか知らないライター（カメラマン）さんですが………


世間の風評を一切気にせず、毎日酒と煙草を愛飲（喫）してるのは
鴨志田氏や中島らも氏のよーな先人がいるから。



って、人のせいにしてると勝手に思われては誠に心外ですが
ロックファンがロケンローな感じが好きなよーに。
文字とマンガ世界が人生の７割超な私にとっては
まさに尊敬すべき御仁方なのです。


しかも…鴨志田氏のことを知った西原氏のマンガ。

今思い返しても泣けてくるよなネタの数々、よーーさんありました。


私が知っているのは西原氏のマンガを通してのみの姿ですが
西原さんは当たり前に知っていたであろう病状とかを考えると
それでもあんなネタを繰り出せる彼女の強さに本当に脱帽です。


あと、マンガでしか知りませんが…
というかフツーに考えりゃわかることですが、
鴨志田氏がどんなに２人のお子様を愛していたかとか。
そんでもって
２人のお子様にどんなに愛されていたかとか、さぁ。


「ゆんぼくん」の最終回が涙で霞んで見えなかった自分ですので
あのタッチ、あの感性で描かれたワールドを思い出したら
本当ーに泣けてきますですよ。



鴨志田さんの無念と、あと西原さんの強さ。

もしかしたら西原さんは……本当の意味でのプロの漫画家なので
本当にもしかしたらこの話も描いちゃうかもしれないけれども
…そんでそれはご本人の本意じゃないかも知れないけど
しゃっくり出るほど泣きますよ、それ見たら。


あぁ………すみません。
それこそ鴨志田さんと同じ「文字だけで萌えられる」ほーの人間ですが
正直なところ、鴨志田さんのライターとしての開花はまだまだこれから、と
思ってました。

てゆーか、あんなスキル高い人でも容易に売れることのできない世界なのだな
ライター業界というのは、と思いました。

でも、だからこそ、これからもっとやって欲しかったです。



……これは…私の個人的な仕事面で見習いたい話の話。

でも完璧な個人的な話としては



……誰だって好きでそーなるわけじゃないけど
でもやっぱ、子供を残して死んじゃーダメじゃん。あぁもぅ。

子供の教育がどうこうとかじゃなくて、子供がいるんだから
子供の成長見たいやろ親としては。
そのよーな無念を想ったら泣けてきます。
勝手に想って勝手に泣いてるだけなのでご本人にとっては大迷惑かも知れませんが。





とにかく。
とりあえず、じゃなく、とにかく


鴨志田穣氏のご冥福を、心からお祈り申し上げます。




そんで、とりあえず。
今夜呑んでいる天水百歳は…商品名ちょっと厭がらせっぽいですが
鴨志田氏の…厚かましいですが、送り火ならぬ送り酒とします。

もしあの世が、病気とか色々しんどいことのない世界なら

鴨ちゃんもゆっくりと酒を呑んで、
愛するお子様方のことを見守っていられますように。


てな感じで。


…再度。ご冥福を心からお祈り申し上げます。













すみません。
このブログをご覧の方で、西原氏、鴨志田氏のことをご存知ない方に向けて
本来なら書籍等を紹介せなアカンところですが…
全くもって個人的な感情の都合で、今リンク貼る気にはならないので
申し訳ないですが、各々で検索・お調べくださいますようお願い致します。
ほんますいません……