はなぶろ 【文庫】黒と茶の幻想:上・下 忍者ブログ
日記からレビュー、試行錯誤含め行き当たりばったりなブログです。
Admin / Write
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

  








いつもやってることをやる。

ってのは思った以上に重要なんスよね。
ってことで、また…前に読んだ文庫のレビューです。

以前書きました、【ネバーランド】という本と同じ著者
恩田陸氏のんでございます。



=========================================

タイトル:黒と茶の幻想(上・下)
著者:恩田 陸
出版:講談社文庫

=================あらすじ=================

学生時代の同窓生だった
利枝子
彰彦
蒔生
節子


それぞれの道を行き、それぞれに家庭を持ったり
またそれを無くしたり…それぞれが大人になっている。

宴席での冗談だと思っていた、太古の森を抱く島への旅。
四人の男女は俗世と隔絶された目的地を目指す。

各々が己の思いにふけるが、
各々がある夜を境に消息を絶った美しい女、
梶原憂理のことを思い出す…

=========================================



上巻は利枝子と彰彦、下巻は蒔生と節子の
それぞれの独白調で綴られる。

憂理は結局のところ、誰とどうなってどうしたの!?
血生臭い話になるの?ならないの!?

そんな考えが頭の端っこにありつつも
屋久島をモデルにした(と思われる)その情景や各々の想い、
その嫌味の無い描写に引き込まれて行くような作品。


この本を先に読んだ友人曰く
「好きな人は好きだと思うけど、ダメな人はダメらしいよ」

ってなセリフが信じられないぐらい、私はハマった派です。



なんかこう……全然ナマグサさのない文章が恩田氏の特徴…
なのかはどうかわかりませんが、【ネバーランド】に続き
読後感の良い作品でございました♪


私は仕事の合間にちょろちょろ読んだけど
本当はイッキ読みに向いてると思います。




読みてぇ!と
思ったらどぅぞ↓


黒と茶の幻想 (上)

黒と茶の幻想 (下)





PR
この記事にコメントする
Name :
Title :
Mail :
URL :
Color :   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Comment :
Password :
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする
HOME | 72  71  70  69  68  67  66  65  64  63  62 
カウンター
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
↓こっちはのべつ幕無し↓
ブログ内検索
最新コメント
[05/12 backlink service]
[03/17 札幌のイラストレーター、ポロポロポロ]
[11/13 NEX-C3]
[01/18 Arnoldtweree]
[01/17 MichalAgople]
最近撮った写真ども


リバーシ♪
詳しい説明はコチラら☆
QRコード
携帯からの閲覧にはコチラをご利用ください♪
アクセス解析
プロフィール
HN:
rietaroo
性別:
女性
自己紹介:

なんか…自分自身興味がなくもないってのと、仕事上でちょっと知識必要かも?ってのを背景に開設しました。

ライターとかデザイナーとかゆーお仕事の末席の端っこにいるよーないないよーな…そんな感じですが内容はただの日記です。

about me

忍者ブログ [PR]