はなぶろ 【文庫】増加博士と目減卿 忍者ブログ
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昨年ぐらいからスーツケースに入れっ放しで
飛行機の友と化していたこの一冊。
先日やっと読み終わったので…


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タイトル:増加博士と目減卿
著者:二階堂 黎人
出版:講談社文庫

=================あらすじ=================
作中人物が、「自分が物語の中のいちキャラクター」であること、
そして「これから事件が起こる」ことを熟知し、
読み手に語りかける“メタ・ミステリー”。

増加博士を探偵約役に綴られる、メタ・ミステリー短編三作。
=========================================







……大変失礼なのですが。
スーツケースに入れっ放しにしてしまったことで
ちょっとお察しの方もおられるかと思いますが
私はちょっとダメかなこーゆーの。

てのが正直な感想ですた。


作中で突然
「読者への挑戦」が入るモノはよくありますが
私、ミステリ好きではありますが
別に謎そのものに魅力を感じてるワケじゃなく(ネウロのよーに?)
むしろ全体的な有り得ない感じと
サクッと通る理屈、屁理屈ってのが好きなほーなんで。

ぶっちゃけこれまで読んだ他の人の作品でも
読者への挑戦をまっこーから受けた事はなく
「ほほぅ、ここでミステリマニアの御仁は考えるワケか」
とか
「この作者がここまで言うんやからきっと私ごときにわかるわけない」
とか言うてさっさとページめくる人間です。

んで読んだ後に「うぉぉ、すっげぇ!!」とか
「やっぱアレが伏線やったか」とか「マジかよこの終わり方!?」
とか好き勝手に思うのです。
それがお金払ってまで読んでる醍醐味なんス。私にとっては。


まぁ閑話休題。

そういった意味でゆーと…この1冊。
「幕間」がなければもちょっと楽しめたかなーーーーと。

謎やトリック、キャラクターはとても魅力的。
でもこれから始まる物語について
謎以外の部分の推測を許さない(と私は感じた)カンジが
ちょっと…言い過ぎですが読まされてる感じもした。


二階堂黎人氏のシリーズはあんまり読んでないほうですが
昔読んだのは全然悪くなかったと思うのに…とか。

うーん…私、二次元的な有り得ない話が大好きな
まぁ文字萌えのダメ人間とも言いますが、
そんなほーなんでちょっとこの作品は私の嗜好ではなかったです。




余談ですが今Amazonのレビューを読んだらかなり酷評ばっかで
ちょっと切なくなりました。
…でも自分の感覚が他の人と一緒☆とか思ってちょっと安心もする。





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