はなぶろ 【文庫】青空の卵 忍者ブログ
日記からレビュー、試行錯誤含め行き当たりばったりなブログです。
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随分前に読んでそのまま
机の左端のほーに放置していたままでしたが
久しぶりに読み返してみたので
このスキにとっととレビューを書いてしまいます。



=========================================

タイトル:青空の卵
著者:坂木 司
出版:創元推理文庫

=================あらすじ=================
外資系の保険会社に勤める坂木司と
その友人、プログラマーでひきこもりの鳥井真一。

中学時代からの親友同士だった2人が
幾つかの小さな事件、謎に出会って少しづつ変わり始める。


シリーズ短編5話を収録。
=========================================


これまた友人Hから…
随分昔にではありますが譲り受けた本でした。

著者名と登場人物(ワトソン役ね)が同名ってとこが
なんともノスタルジック。

話も、まぁ短編集によくある感じで
刑事事件と民事事件?の間のよーな
小さな謎を解決していくよな感じです。


…とか言うとあんまり面白くなさそうですが
各話に秘められたもうひとつのポイントが
ひきこもりの鳥井くんがちょっとづつ外に気を向け始める
って話ですな。


ざっくりですがAmazonとかのレビューを拝見したところ
手元にある本作の持ち主だったHと同様
「この2人の関係がちょっとビミョー」って声が多いです。

だからってBLっぽいわけでもないよーな?

話自体はけっこうサクサク読めるし面白いんですがね。

私個人としては別にBLっぽいのは
それやったらそれでよいのですが
なんてーか鳥井くんの女々しさが非常に気になる。

特に心理学を学んだことがあるわけではなく
また周りに深刻なひきこもりの人が居るわけじゃないので
実際にしんどい人を描こうとしたらこうなるのか……
とかもわかんないですが。


うーん。
いや、面白いのは面白い話なんですがね。

とりあえず私、2冊目までしか持ってないので
近々3冊目を入手したいと思いました。




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