はなぶろ 【文庫】奇妙な果実殺人事件 忍者ブログ
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酒や欲におぼれて暫く放置しておりましたが、久々〜(当社比w)に
本のレビューいっとこかー♪

とか思ったので。

ちなみにこれも、友人H氏にもらったヤツのひとつです。





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タイトル:奇妙な果実殺人事件
著者:藤田宜永
出版:双葉文庫

=================あらすじ=================

理学博士であり植物学者でもあった由里正平。
正平の親友で物理学者の父を持つ鹿島美衣子は、七歳の時に
事故で両親を亡くして以来、由里家にひきとられ過ごしていた。


それは正平の還暦を祝うパーティの日。

密室で、巨大なパパイヤを被せられ天井から吊られるという
異常な姿の死体が発見される…

=========================================




まず……思ったのは

登場人物多過ぎです!!

ということ。

冒頭の人物紹介がまるまる2ページに渡っています。
しかも半分ぐらいが身内だから名字が一緒。
かつ、リアリティを追求した結果なのか名前も似ている。


結果……かなり難解に!



基本的にこの「主な登場人物」、私は最初には見ない派なんですが
これはそーゆー主義主張関係なっしんぐで
「見ても意味なさそーだ……」とちょっと後ろ向きに思いました。



ミステリの場合、フツー「登場人物」として羅列されるキャラは
「さーぁどーれが犯人だー?」
ってな意味合いを持ってるもの(と私は思ってる)ですが…

読み進むうちに「あれ?これって誰やったっけ?」
とか思って人物紹介ページを開くも……当該キャラをみつけるのに
数秒かかる。


ある意味すごいな、と思った。




…それはともかく、本編について。

前フリのよーに熱く語った「登場人物の多さ」がかなり話を
ややこしくする。

ミステリ的にヤヤコシイのではなく、何てゆーか……

ちゃんと人物が描かれているだけにヤヤコシイ、とゆー感じです。


お陰サマーで肝心のミステリがちょっと弱くなってるよーな気も。

ここまで描く筆力があるなら、謎のほーは80年代の火サスぐらいの
単純なモノで良かったんじゃぁ…と思いました。




………つってもコレってよーするに私の読解力が未熟なため。

と推測できるので、人生の機微に長けた方、小難しい系を読みたい方には
かなりオススメです。


でも…私と同じ……とりあえず島田荘司、綾辻行人、森博司、京極夏彦、
宮部みゆき、桐生夏生といった作家先生方をメインに
ミステリ好きと自己判断してる方には
ちょーっとオススメできないかも。


あくまで私の個人的な意見ですが☆




読みたい!方はこちらでどぅぞぅ。
奇妙な果実殺人事件




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きのう、あらに天
きのう、あらに天井放置する?
BlogPetの理兎 URL 2007/03/10 14:56 編集
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