【文庫】ネバーランド

これまた友人からもらった中にあったのですが、友人自身が
恩田陸氏の作品にけっこうハマったらしく。

同じよなモノが好きな私もかなりキた作品でした。


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タイトル：ネバーランド
著者：恩田陸
出版：集英社文庫

=================あらすじ=================

男子高の冬休み。
特に大した理由もなく寮に残ることを決めた美国、
毎年必ず寮に居残る光浩、
両親の離婚問題に巻き込まれた寛司、
そして何かを抱え自宅生ながらも冬休みの寮に遊びに来た統。

イブの夜、突然やってきた統を交えての「告白ゲーム」を機に
小さな事件が起こり、各々の秘密が明らかになって行く。

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これまた別サイトでも書いてましたが……粗筋だけ書くと極めてBL系っぽい（笑）
でも全然そーゆー話じゃないです。


そこそこ怖いネタ、そこそこ不思議なナゾがちりばめられており
日毎にそれが深くなったり明らかになったりしていく。
全く飽きることなく、一気に読み切れます。

泣くほど感動！はしないものの、ちょっと涙腺がヤバくなる。
エピローグも含め読後感がとても良い。


若い男子に幸あれ！とか勝手に思いました。


私、下宿経験はありますが色々あってアウトになったことがありまして。
（よーするに大家のおばちゃんと大喧嘩して出た）
アレはあれでもー限界だったし、共同生活ってのは致命的にアウトなタイプと
自覚してはおりますが、コレを読んだら寮生活というものをしたくなりました。



あぁ、若さっていいなぁ…ってのをサクリと感じたい方にオススメです♪





【ネバーランド】